2. 調理技術を超えた「超絶技法」

政府は6次産業化を推進したり、農業法人化を積極的に薦めている。しかし、結果はどうだろうか。マスコミが取り上げるほどの成功はない。家族が生活をしていける程度である。農業をするイコール高収益にはならない。同じように生産物を利用して6次化すれば高収益になるのか、それもイコールではまったくない。

6次化して食ビジネスに参入しようとしたら、高レベルの技術は必要になる。でも素人にはできないと思うだろう。それなら外食のフランチャイズを展開している事業はすべてプロなのか。すべて素人である。オペレーションモデルがあって、その通りにやっているだけである。それなら素人でもできる。でも、多数の投資が必要になる。それでも勝てる可能性は低い。

そこで調理技術を超えた「超絶技法」を開発した。この超絶技法を使えば素人でも三ツ星レベルにすぐになれる。え！嘘だろう。そんなことがあるわけがない。この「超絶技法」はすでに完成している。圧倒的差別化は実現できている。これは「素材に活！」というＥＣサイトに詳しく説明してある。収穫した生産物を原料にして、さらに高付加価値の仕事にアップグレードが可能になるのである。ここまでくると高収益は実現しないことが不思議になってくる。