岐路に立つ食糧増産の世界的な危機!

企業が農業参入をしようとする時に短期的に考えたり、近視眼的な物の見方をすると、判断を誤ることになる。環境問題から分析をしたり、人間の食への飽くなき欲求を分析したりすることから農業生産を考えてみる。そこから農業生産の現場がどうなっているのかを観察してみる大切なことは、持続可能な農業になっているかということである。

残念ながら大変に危機的な状況にある。日本だけではない。世界的にである。それは何を根拠にしているのか。危機的状況というよりは手の施しようがない末期症状とさえ言えるのである。古い物が壊れゆく時に必ず新しい物が誕生する。これは社会の法則である。古いままでは生きられないのである。新しいものが誕生する時に必ず巨大なマーケットニーズが出現する。企業家にとってはそこが一番大きな魅力なのである。ベンチャースピリッツこそ企業成長の原動力である。今まさに農業はそういう状況にある。農業への企業参入はここに原点があると確信するのである。