ビジョンを共有できる事業者様は年間5社限定

事業経営をされている経営者がこのような前例のないビジョンに接するのは初めてだと思う。例えば農業への企業参入を希望されたとして、食品事業に関係されていないとしたら、農業と食品事業を理解してもらうだけでも大変な仕事である。食品事業をされているといっても、その職種によって理解度は大きく違ってくる。さらには農業を事業として立ち上げて、どのようなビジョンを描いているのか、もっと具体的に言えばどのように事業発展したいと考えているのか、それぞれに事業主様の考え方がある。高収益農業投資協会は、このような方にお願いをしたいというイメージは持っている。

これから10年で時代は大きく変化する。この10年で温暖化に思いきった手を打てなければ、地球の未来は暗転する。企業の利益が出るとか出ないとかどうでもいいことになる。今世紀末に平均気温が4℃上昇すれば、地球は灼熱地獄と化す。すでに1.2℃は上昇しているといわれている。2030年までに、1.5℃の上昇が予測され、温暖化は止まらない。環境問題を別にして、事業の存続は考えられない時代が目の前にある。

このような大問題に立ち向かうことができるのは、これからの時代の人である。例えば、中高年の経営者様でも時代感覚がなければ、単なる利益を得るための手段になってしまう。それが悪いというわけではない。なぜ30年もの間、辛酸を重ねて農法を開発し、新しいビジネスモデルを開発してきたのか。それは次世代の人に幸福になってもらいたいという一心である。そのために指導できる事業者は年間5社に限定させていただいた。お申し込みをいただいても、お断りする場合があることは心苦しくもお伝えしなければならないのである。もちろん、若い世代のためにと共感していただけるなら、それも可能である。

お申し込みをいただいてから、スタートアップするまで約3ヵ月はいただきたいのである。その間に結論を出すことになると思う。